【ジャムザハウスネイル👈このワードにピンとくる世代は見とけ】映画レビュー「ナイトメアビフォアクリスマス」

突然だが、みなさんは子供の頃トラウマになっているアニメなどはあるだろうか。

私はNHKで放送されていた「音楽ファンタジーゆめ」という番組でトラウマになっているアニメーションがいくつか記憶に残っている。

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番組の内容としては、クラシック音楽に合わせて上記画像の音符くんが案内人となって不気味なWindows98並みのグラフィックの3DCGのアニメーションが流れるものなのだが、なんとも言えない奇妙さが今でも頭の片隅に強く印象付いている。

 

そんな昔のクレイアニメ、3Dアニメ好きにお勧めしたいのが、今回の作品ナイトメアー・ビフォア・クリスマスである。

 

パッケージのガイコツくん(ジャック)だけでも見たことある!!!!!!!!という人は多いのではないだろうか。

この作品、まず最初に語りたい事項として、前置きにもあった通りストップモーションアニメが90年代出身オタクの幼少期の懐かしいような気持ちを擽る。

視聴前はPIXARの3Dアニメなのかと思って試聴したところ…

「ア!!!!!!!ジャムザハウスネイルだこれ!!!!!!!」

とクソデカボイスが出てしまった。

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ストップモーションでの作品の中でのぬるぬるキャラクターや小物、水などの動きは、幼少期に自分が見ていたクレイアニメなどを想起させつつ、さすがディズニーと目を見張るものがあり、それだけでもかなりの見応えがあった。

 

また、ジャンルが「ミュージカル映画」となっている通り、劇中でも斎◯宗の歌声に似たジャックをはじめとする登場人物が歌を歌いながらストーリーが進行していくシーンが多く、楽しくワクワクする気持ちを保ちながら見ることができた。

 

作品のストーリーとしても、自分が想像していたものと180°違いがあっていい意味で裏切られた。

視聴前ワイ「おばけたちの楽しいわちゃわちゃクリスマスなんやろなぁ…」

視聴後ワイ「意識高い系上司のイキリ話やんけ!!!!!」

いい意味でディズニーのキラキラしたファンタジー要素が含まれておらず、新鮮な気持ちで視聴することができた。

しかしこれが逆に注意点でもあり、「☆★☆ディズニーの夢見るプリンセス☆★☆」「☆★☆夢の世界でのみんなでのミュージカル☆★☆」のようなものを求めている人にはあまりお勧めできない作品であった。

※虫や脳味噌露出などが苦手な人は注意するのョ…

また、クリスマスを題材にした作品であるため、少し寒くなった時期に見た方がムードは出るかとも感じた。

(まげおは9/12に短パンシャツ一枚で素麺を啜りながら見ました)

しかしながら収録時間も1時間15分ほどと気軽に見れる作品であり、幼少期の奇妙な3Dアニメに想いを馳せ、ワクワクしながら見るのにはとてもおすすめの映画であるため、寒い時期にちょっとした映画を見たいと感じる方にはとてもオススメの作品である。

 

☆★☆総評☆★☆

・登場人物の気が狂ってる度:★★★★★

・ヒロインの手足脱着可ゾンビ可愛いhshs度:★★★★★

・童心に戻れる度:★★★★★

 

錦糸町